栗原恵&潮田玲子にとって、家事と育児はチームワーク。「“あるべき姿”はないし、完璧じゃなくていい」【PR】


二児の子育てに奮闘する元バドミントン日本代表の潮田玲子さんと、新しい家庭生活をスタートさせ、現在第一子出産を控える元バレーボール日本代表の栗原恵さん。完璧を目指すのではなく、うまく力を抜きながら毎日を過ごす二人に、家事育児の工夫や自分らしく過ごすコツを伺いました。アスリート時代に培った経験をどのように活かし、家族との時間を大切にしているのか。等身大の暮らしぶりについて語っていただきます。

また今回は、株式会社アーケム様が開発する「サステナブル スポンジ」を体感いただきました。お二人の環境への思いや実体験を通じて経験したエピソードとは?

(聞き手:市川紀珠、写真:槇野翔太)


仕事と家事の両立、一番大事なのは「ご機嫌」でいること

ー今日はお二人に家事や育児についての本音を伺っていきたいと思います。まずはじめに、仕事と家事を両立させるために行っていることや心がけていることがあれば教えて下さい。

潮田:そもそも両立できているのかって話です(笑)。でもそこは大きなポイントで、100%完璧を目指したい人からすれば、私なんて全然ダメかもしれない。ただ基準を少し下げてみると、家って意外と回るものなんです。家族は困っていないし、生活も普通にできている。だから、完璧を目指さず、家事のハードルを一段階下げてみるのも悪くないと思います。

ー完璧を目指さないという言葉に救われる女性も多いように感じます。

潮田:みんな頑張り屋さんなので、できないことを嘆きがちなんですよね。「なんでこんなに要領が悪いんだろう」とか「ちゃんとやりたいのに時間に追われて…」とか。

でも本当にそこまで頑張る必要があるのかな?って。確かに部屋は綺麗な方がいいし、ご飯は栄養たっぷりで品数も多い方がいい。だけど別に完璧に片付いてなくても、たまにはデリバリーを頼んでも、正直問題ないよねと。

もちろんゴミ屋敷になるまで掃除しないとか、毎日カップラーメンとか、それはさすがに違うけど、たまには「今日はこれでも十分!」と思えるような、そんな気持ちの切り替えができることの方が、私は大事だと思います。


栗原:特にアスリートは完璧主義の方が多いから、みんな自分なりの理想を目指して苦しくなりがちですよね。私も今は結構メリハリをつけるように心がけています。例えば、余裕があるときは手の込んだ料理も作るのですが、ないときは旦那さんに「今日はちょっと簡単なものにするね」って素直に言って、ササッと作っちゃいます。

潮田:一番大事なのは自分がご機嫌でいることだと思うんです。やっぱり不機嫌って連鎖するから、私がイライラしてると、子供たちもイライラする。逆に子供たちが怒ってたりすると、こっちもこっちで腹が立ってくる。でもそれが一番良くないですよね。だから自分の機嫌を一定に保つことは、すごく心がけています。

ー選手時代に培った経験が、家庭生活を営む上で活かされていそうですね。

潮田:チームスポーツも一緒ですよね。監督が怒っていて、選手がヘラヘラしてることはないし、そういうチームはどこかピリピリしてる。一方で雰囲気のいいチームって、監督と選手がひとつになって自然と強くなっていく。それって家庭も同じだと思うんです。夫とも「家庭ってチームワークだよね」って話すんですけど、だからこそ自分の感情をうまくコントロールすることが、家族みんなが心地よく過ごすコツなのかなとは思います。

ー栗原さんは、これから出産を控えていらっしゃいますが、不安などはありますか?

栗原:初めての出産なので、不安は大きいですね。特に周りから「産後1年は記憶すらない」って話を聞くと、そんな状況で自分の心のバランスをどう保てばいいのか不安で…。

潮田:わかります。私も最初、先輩ママたちに「メンタル強いと思うけど、ホルモンにはかなわないよ」って言われて、結構不安でしたね。

実際、産後3ヶ月くらいは涙もろくなったり、急に不安になったり…。でも経験して分かったのは、それは一時的なもので、その時だけなんだということ。深夜の授乳も永遠に続くものじゃないし、1年後には全く違う景色が見えているはず。何より子供はとても愛おしい存在で、自然と頑張りたいという気持ちが芽生えますよ。むしろ限られた時間なので、楽しもう!くらいの心構えでもいいかも。

栗原:ありがとうございます。今のお話を聞いて、なんだか現役生活にも通じる部分があるのかなと思いました。もし追い込まれてしんどいなと感じても、いつか「引退」が来ると思えば頑張れる気がします!

潮田:恵ちゃんなら絶対大丈夫です!でも、本当にしんどいときは周りに助けを求めてくださいね。

便利家電に頼って、周りの人に甘える。頑張りすぎないことも大切

ー家庭内での家事の役割分担などはいかがでしょうか?

潮田:特にルールは決めてないんですが、自然と役割分担はできていますね。私が仕事前に洗濯物を干して、夫が帰宅時に取り込んで畳んで、お風呂掃除までする、みたいな。基本は「できる人がやる」というスタンスを取りつつも、お互い助け合いながら、家事や育児を分担しています。

栗原:私の場合はまだ結婚したばかりで、明確な役割分担はこれからという段階です。でも一人で抱え込まないようにはしています。今朝も、家具の組み立てと洗濯物を旦那さんに任せてきました。自分ができないときは素直に「手伝ってもらえると助かる!」って言いますし、決して察してもらおうとは思わないです。あと手伝ってもらえたときは、感謝の気持ちや「ありがとう」の言葉は必ず伝えるようにしています。

ー家事の負担を減らすために、工夫されていることはありますか?

潮田:私は便利家電に行き着きました。特に活用しているのは食洗機とロボット掃除機。ロボット掃除機は昨年購入したんですけど、めちゃくちゃ便利で驚きましたね。なんで今まで使ってなかったんだろう!って後悔するレベルです。だから機械に頼るのは大いにアリだと思います。

栗原:私も妊娠してからロボット掃除機を使うようになって、すごく楽になりました。うちには猫が3匹いるんですけど、抜け毛の掃除だけは本当に大変で(笑)。1日に何度掃除しても、次から次へと毛が出てきちゃう。でも最近は「これも猫たちが元気な証」って、前向きに捉えられるようになりました。そんな余裕が持てるようになったのも、掃除の負担が減ったからかもしれません。


ーもしよければ、お二人の好きな家事についても教えていただきたいです。

潮田:私は家事全般嫌いですよ(笑)。でもありがたいことに、うちは夫が綺麗好きで、掃除を率先してやってくれるから本当に助かってます。それをいいことに甘えちゃってる自分もいるんですけど…。

とはいえ自分でももちろんやりますよ。最近はSNSの家事情報アカウントを見るのにハマっていて、簡単にカビを取る方法とか見ると、「今すぐ試したい!」って。実際にやってみるとすごく気持ちよく取れるので、そういう小さな達成感をモチベーションに日々頑張っています。

栗原:玲子さんと言えば、ご飯がいつも美味しそうですよね!

潮田:料理は結構好きですね。やっぱりご飯だと、作って形になるし、みんなの反応もあるし、個人的にはやりがいを感じます。でも他の家事って、なんか不毛な感じがしちゃって。洗濯物を畳んでも誰も褒めてくれないし、部屋の片付けだって「すごいね!綺麗になったね!」なんて言われることもない(笑)。恵ちゃんはどうですか?なんとなくお掃除が好きなイメージを持っています。

栗原:掃除は好きな方なんですけど、好きだからこそこだわりすぎるところもあって…。むしろどう妥協するかをいつも考えています。

あと私は洋服もすごく好きだから、収納や断捨離も永遠のテーマです。これから赤ちゃんを迎えるにあたって、自分の洋服やモノを捨てていかないといけないっていうところに、ちょっと今試練が来ています。

潮田:難しいよね。洋服とかモノって溜まるからね。旦那さんに言われたりしない?「服多くなったね」とか「足は2本しかないよ?」って。私はたまにチクッと言われるんですよね。

栗原:ありますね(笑)。展示会でオーダーしたものとかが届くじゃないですか。コートは共有の収納スペースに置いているので、お互いの領域は半分半分なんですけど、だんだん旦那さんのところがぎゅうぎゅうになってきて…。そうすると「あれ、またダウン買ったの?」みたいな(笑)。

潮田:あるあるですね(笑)。


ー仕事と家事を両立させている女性たちに向けてメッセージをお願いします。

潮田:頑張りすぎている女性たちに伝えたいのは、困っているときは絶対に助けを求めてほしいということ。家事代行を使うのも、パートナーに頼るのも、周りの人にお願いするのも、全部OK。私も「甘えられるものには全部甘えよう!」という気持ちで、日々生活しています。

昔は地域全体で子育てをしていたわけですし、時代が変わったからって、一人で全部やろうなんて思わなくていいんです。むしろ子供たちにとっても、いろんな人との関わりは大切。だから少しずつでもいいから遠慮せずに周りの助けを借りてくださいね。時には手を抜くことも大切です!

栗原:世の中には「こうあるべき」という価値観があふれていますよね。でも、それって誰が決めた理想なのかな?って、最近それをつくづく思うんです。というのも、旦那さんと暮らし始めて気づいたのは、お互いの育ってきた環境も違えば、大切にしたいことも違うということ。だからその家庭なりの、その人なりの正解があっていいし、人の価値観に合わせる必要はないよねと。ぜひみなさん、それぞれの自分らしい形を見つけながら、肩の力を抜いて過ごしていってほしいなと思います。

「雪山の変化」が子供と環境問題を考えるきっかけに

ーちなみに、水回りの家事でこだわっていることや気になっていることなどはありますか?

栗原:最近はお腹が大きくなってきて、水回りの家事は旦那さんに任せることが多くなりました。お風呂掃除や洗い物など、おかげでだいぶ楽になったんです。でも料理のときは自分でも洗い物をするので、特に油物を使った後のフライパンの汚れは、サッと落としたいなって思いますね。

潮田:私はキッチン周りだと、スポンジの雑菌がすごく気になります。だから交換のタイミングをいつも迷うんですよね。あとは子供のものを洗うじゃないですか。特に水筒とか洗いにくいものだと、これって雑菌が残ってるんだろうな…とか、結構気になりますね。

ー株式会社アーケム様が今年6月に発売した「サステナブル スポンジ」についても、ご使用いただきました。使い心地はいかがでしょうか?

潮田:私みたいな雑菌を気にする人にとって、抗菌作用があるのはすごく魅力的ですね。それに水切れもよくて、衛生的に使えそう。泡立ちもしっかりしているから、短時間で効率よく洗い物ができますね。


栗原:このシンプルなデザインに惹かれました。キッチン周りは白で統一していきたいと考えているので、見た目も理想的。サイズ感も女性の手に合わせて作られているみたいで、使い勝手が良さそうです。

潮田:化粧品にも採用される原料を使っているのもいいですね。毎日使うものなので手肌に優しいというのも、素敵な配慮だなと思いました。


株式会社アーケム 担当者:このスポンジは環境への配慮から、石油由来に加えて、ヤシ由来の植物性素材も使用しているんです。製造時にヤシ由来のポリオールを配合することで、製造から焼却時までの実質的なCO₂排出量を削減し、カーボンニュートラルな社会に貢献したいと考えています。

それに毎日使いますから、使いにくいものは嫌ですよね。お二人がおっしゃったように、泡立ちや、水切れと抗菌剤配合による衛生面、耐久性、握りやすさにも配慮しました。私たちはキッチンスポンジをはじめとするウレタン製品において、およそ70年の歴史があります(前身の株式会社ブリヂストン化成品ソリューション事業時代から、ウレタンの研究・開発・生産を実施)。「サステナブル スポンジ」は、その知見を活かした、地球へのやさしさと使いやすさを両立した製品です。

ー環境に配慮した製品選びについて、お二人はどのようにお考えですか?
栗原:出産準備をしている今、洗剤や肌に触れるものの選び方について、改めて考え直すいいきっかけをもらっています。小さな選択でも将来に影響するかもしれないと思うと、ひとつひとつ意識して選んでいきたいですね。

潮田:そうですね。私たち消費者は、つい何も考えずに商品を選択しがちですけど、少しでも理解を深めれば、選び方も変わってきますよね。スポンジひとつをとっても、未来を考えた選択が大事だと思います。


ー潮田さんは、お子さんと一緒に環境について考えたり、話し合ったりすることはありますか?

潮田:実は今年、印象に残る出来事がありました。うちの子供たちはスキーやスノボが大好きなので毎年家族で雪山に行くんですけど、年々雪の量が減っているんです。上の方でやっと雪が見られる程度で、ゲレンデの両サイドもスカスカ。それに気づいた息子が「去年はここまで雪があったのにね」って。毎年同じ場所に行くから、子供たちなりに変化を感じ取っていたようです。それで「地球が暑くなりすぎて、雪が降りにくくなってきているんだよ」って話をすると、「じゃあゴミの分別もちゃんとしなきゃ」って。子供にとって、その出来事が環境について考えるきっかけになったみたいです。

ーそれは環境問題を実感できる良いきっかけになりましたね。

潮田:日常のちょっとした変化に気づく子供たちを見ていると、私たち大人も意識を変えていかないとって思いますね。このスポンジとの出会いは、日用品の選び方を見直すいいきっかけになりました。これからは暮らしの中で、こういった地球に優しいアイテムを積極的に取り入れていきたいと思います。

 

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