才藤歩夢は2競技でパリ五輪を目指す。複数競技に挑戦するメリットとは【PR】

近代五種競技(※)かつフェンシングの選手として2024年のパリ五輪を目指す、才藤歩夢(さいとう・あゆむ)さん。2019年には近代五種で日本選手権個人優勝、フェンシングで全日本選手権団体優勝といずれも国内トップクラスの実力の持ち主です。(所属:株式会社マイナビ)
※近代五種競技:水泳、ランニング、馬術、射撃、フェンシングを一人で行ない、万能性を競う複合競技。

日本では単種目制が主流となっていますが、複数競技に取り組むことにもメリットがあります。才藤選手自身、近代五種で培う力がフェンシングに活きていたり、逆も然り。また種目ごとに自然と切り替えられるので、モチベーション維持にも繋がっているそうです。

複数競技に挑戦するメリットや、具体的な取り組みについて伺いました。

【本企画は、大型スポーツ専門店のスーパースポーツゼビオが展開するランニングキャンペーン「Women’s Enjoy Run Campaign」の一環として実施しています。】

2競技あることは、「いい息抜き」

ー近代五種に取り組む中で、フェンシングに出会ったんですよね。

はい。もともと父親が近代五種の選手だったこともあり、10歳の時に始めました。最初はどの競技も満遍なく体験したのを覚えています。

ーどういったところに魅力を感じられたのでしょうか?

馬術や射撃は、なかなか体験する機会がないので非日常感がありました。フェンシングのように、人を突くことも日常的にありません。競技として特別感を味わえるのは、おもしろいなと。

あとはフェンシングの駆け引きも好きですね。高校の部活で、本格的にやり始めてから実力が伸びたと実感しています。人数も多かったので、切磋琢磨できたのがよかったと思っています。「オフの日でもフェンシング以外にやることがない」と感じるほど、のめりこんでいました。

ー2つの競技に取り組むメリットを教えてください。

近代五種でさまざまな力をつけていることが、フェンシングでの強さにも繋がっているんです。ランニングや水泳で基礎体力が身につくので、後半もバテずに戦えます。馬術では馬の動きに合わせた俊敏さも必要で、フェンシングでの判断力や反射能力に活きていると感じますね。

あとは、ある種目で上手くいかなくても、「今できることをやろう」と別の種目に切り替えられるのは良いですね。モチベーションを上手く保つことができます。2競技に取り組むことがプラスに働いているのは間違いありません。

 

上手い選手の走りを見て、イメトレを重ねる

ーランニングは、どのようなトレーニングをされているのでしょうか?

苦手な長距離を積極的に取り入れています。10〜15kmほどが目安です。

あとは、速い選手の走りを見てイメージトレーニングをしています。自分とどう違うのかを研究して、意識するところを変えるんです。

ー陸上選手の動画を見るのですか?

陸上選手の方も見ますし、近代五種やトライアスロン選手の動画も見ます。近代五種では水泳も種目にあるので、上半身が筋肉質な方が多いです。そういう意味ではトライアスロンの選手の走り方が参考になるんです。

トライアスロン選手のトラックの走り方も見ています。折り返しがあったり、カーブがあったり、コースはさまざま。位置取りで差がつくので、実戦での戦い方もよく見ています。

近代五種では600mを5回走ります。1回1回の小さな積み重ねの差で、勝敗が決まるんです。

ー5回のうち、意識することは変わったりするのでしょうか?

3、4本目は先のことを考えてペースが落ちてしまいがちなので、意識的に上げていくことは意識していますね。

ー苦手なランニングを克服するために他にも意識していることがあれば教えてください。

一人で走るのではなく、誰かと走ることですかね。そのほうが楽しいですし、時間があっという間に過ぎていきます。友人と皇居の周りを走ったり、走った後のご褒美を作ったり。目的地を作ると頑張れますね。

休養と栄養も、練習の一環。

ー試合に向けてパフォーマンスを整える上で、特に意識されていることを教えてください。

試合直前は練習するというより、整える意識で過ごしています。特に大切にしているのが食事です。5種目を戦うためにはかなりのエネルギーが必要なので、炭水化物を多めに食べるようにしています。

あまり緊張しないタイプなので、とにかくいつも通り試合に臨んでいますね。

日々の練習では、休養と栄養を大切にしています。練習の効果を最大化するために不可欠で、どちらかでも欠けると結果はついてきません。例えば、アミノ酸やタンパク質などは食事で意識しつつ、『アミノバイタル』も積極的に取り入れています。

ー『アミノバイタル』はいつから飲まれているのでしょうか?

競技を始めた小学生の頃からずっと飲んでいます。周りも飲んでいたので、自然と飲む習慣がありました。

今は『アミノバイタル プロ』をトレーニング前に、『アミノバイタル GOLD』と『アミノバイタル アミノプロテイン for woman』はトレーニング後に飲んでいます。感覚的にタンパク質量が足りていない時は、朝や寝る前にもプロテインを取り入れることもあります。

トレーニング前に飲むと、後半も頑張れます。全体的にコンパクトなものが多いので、持ち運びも便利ですね。

ー『DESCENTE MSSロングスリーブシャツ』『DESCENTE MSSロングタイツ』はいかがでしょうか?

袖に親指を通す部分があるので、手袋をつけるほどではないけど少し寒い……といった時に重宝します。速乾性もある生地で、汗をかいてもサラサラなのもいいですね。

ロングタイツは運動中も動きやすいですし、横にチャックがあるので脱ぎ着がしやすいです。靴を履いたままでも脱げるので気に入っています。

見どころは“下克上”

ー改めて、フェンシングと近代五種への思いをお聞かせください。

どちらもメジャーな競技ではないので、競技人口も少ないですし、そもそもいつどこで試合をやっているのか知らない方も多いと思います。これからも発信を続けて、一人でも多くの方に知っていただけると嬉しいです。

近代五種では5種目あるので、選手の得意種目によって順位が大きく変動します。「その順位からでも巻き返せるの?」と思うときでも逆転することがあるんです。選手一人ひとり独自の戦い方や、最後まで決着のわからないところが、見ていて面白いところかなと。

ー2024年のパリ五輪の出場についてはいかがですか?

まずはオリンピック出場権を獲得できるように頑張りたいです。苦手種目を伸ばすことができれば、さらに世界でも戦っていけると感じているので、引き続き向き合っていきたいと思います。

ー最後に、スポーツに取り組んでいる女性へのメッセージをお願いします。

自分の決めた目標を達成することが、スポーツの楽しさだと思います。あとはスポーツでしか知り合えない仲間との出会いも楽しんで、長く続けていただきたいです。

スーパースポーツゼビオでは、Women’s Enjoy Run Campaignを12月18日まで実施中!ぜひ【こちらから】チェックしてみてください!

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