栗原恵が伝える「身体との向き合い方」。女子バレー日本代表から健康美容食育指導士へ【PR】
元女子バレー日本代表でオリンピック出場経験もある栗原恵(くりはら・めぐみ)さん。現役引退後は健康美容食育指導士の資格を取得し、食事の大切さを発信しています。今回は引退後も心身のケアを欠かさない栗原さんに、現役時代のコンディション調整や引退後のスポーツとの向き合い方について伺いました。
さらに、DESCENTE(デサント)VOLLEYBALLの2023 Spring&Summer 新作ピステを試着していただきました。
今回の新作ピステは、首元にニット素材を採用し、着脱のしやすさを実現しています。また発汗量の多い脇部分にもニット素材を採用したほか、ウエスト部分に沿って施されたパイピング加工により細見え効果を実現。豊富なカラーバリエーションにも注目です。栗原さんが語る、新作ピステの感想は?
(聞き手:市川紀珠)
食への意識は「自然と考えるようになっていた」
ー栗原さんは引退後、健康美容食育指導士の資格を取得されましたよね。現役時代から食事には気を遣っていたのですか?
食事はすごく意識していました。というのも、子どもの頃から母が常に料理をつくってくれていて、外食をほとんどしない家庭で育ったんです。親元を離れて自分で食事を用意するようになってからも「身体に何を入れるか」については自然と考えるようになっていました。
チームの管理栄養士さんに相談したこともあります。日本代表では、毎日の食事を共有してアドバイスをもらうようになっていました。ベテランになっても若い選手たちと同じ練習をこなさなければいけないので、いかに早く疲労回復できるかを考えて食事をするようになりましたね。
ー良いコンディションを維持するためにも食事は重要ですよね。
なにを食べるかだけでなく、いつ食べるかも大切です。チーム全体で課されたメニューもこなしつつ、睡眠やマッサージなど、自分でできることは工夫していました。
その中でも、栄養管理はとくに重要視していましたね。食べるものを変えるとどんな変化があるのか。自分の身体で実験しているイメージです。例えば、試合が終わって血糖値が下がっているときにジュースを一杯飲むかどうかで、疲労の回復具合が全然違うんです。実際に変化を体験すると楽しくて、もっと知りたいと思うようになりました。
引退後、新たに学んだ「マイナスの栄養学」
ーそんな中、どうして引退してから健康美容食育指導士の資格を取得しようと思ったのですか?
現役時代とは違った栄養学を学びたいと思ったからです。これまではタンパク質をとりたいと思ったら肉や魚、プロテインを身体に入れる、いわゆる「プラスの栄養学」だったのですが、引退後に学んだのはその逆で「マイナスの栄養学」ですね。
その代表的なものが、ファスティングです。まずは動物性たんぱく質や小麦、カフェインなどを抜いた準備食を3日間、身体が慣れた状態から最低3日間のファスティングをして、その後は回復食にする、という流れですね。腸内環境をリセットすることができて、栄養の吸収率が上がると言われています。
現役時代から興味はあったのですが、毎日練習があるので取り入れることができなかったんです。「正しい方法でやれば辛いことではない」という話は聞いていたので、引退したらやりたいなと思っていました。
食生活を大きく変えることが難しいシーズン中でも、食べるものに気を遣うことは大切です。現代は添加物を含んだ食品に溢れていますからね。食への意識を高めることで、身体への負担を軽減できますし、選手生命において必ずプラスになると思います。
ー今後は、そういった食の大切さをアスリートに伝えていくのですね。
コロナ禍では直接指導することは難しかったのですが、これから機会があれば伝えていきたいです。助けてほしいと思ったときに、私の経験を使ってアドバイスできればいいなと考えています。
長い現役生活の秘訣は「先のことは考えない」こと
ー身体のコンディションだけでなく、精神的に良い状態を維持することもパフォーマンスを発揮するためには大切かと思います。モチベーションを高めるために工夫していたことはありますか?
先のことは考えず、いかに目の前のことに集中できるかを意識していました。日本代表としてオリンピックに出場したときも、「絶対にオリンピックに出たい」と思っていたわけではありません。
毎日の練習をやり切ることだけを考えていました。調子の良い日も悪い日もありますが、「その日のベストを出そう」という感じですね。未来のことを考えると、どうしてもしんどくなってしまうので、ここまで長く現役を続けられなかったと思います(笑)。
ー調子が悪く落ち込んでしまったときもあったのではないかと思いますが、そんなときはどのように前を向いたのでしょうか?
本番はそれまでやってきたことをどれだけ出せるかが重要だと思っているので、練習で経験しておくことはプラスなんだと考えるようにしていました。例えば、試合当日が生理と重なるかもしれませんよね。「体調が万全でない状態でプレーする経験も無駄じゃない」と、対処の方法も含めて本番に活かすようにしていました。
ー女性特有の身体の悩みもありますよね。生理とはどのように向き合っていたのでしょうか?
痛み止めはよく使っていましたね。ピルを飲んでいた時期もありますが、副作用もあるので身体に合うかどうかを慎重に確かめる必要があると感じました。今となってはピルも手軽に処方してもらえるようになりましたが、だからこそきちんと検査をするなど、正しい知識を身に着けることが大切だと思います。
<デサントでは、女性が抱える悩みを解決するアイテムとして、「インナー付きバレーボールパンツ」も販売しています。流行の短いパンツ丈(股下8.5cm)のまま、ぴったりしすぎないシルエットのパンツとインナーをセットにすることで、下着や身体のラインが見えにくいことが一番の特徴です。またインナーは、股部分に切替をつけたり、縫い代を外側に折り返すことで肌あたりの良さにもこだわっています。>
たくさんの工夫が施された新作ピステを着た感想は?
ーDESCENTEから新作のカラーピステが発表されました。着るウェアによって気分が上がるというような経験はありますか?
現役時代に支給されたウェアは黒のものが多かったので、体育館に入るとみんな黒ということも少なくなかったんですよね(笑)。色物を取り入れるとそれだけで気分が上がりますし、可愛い色がたくさんあって個性が出せるのは素敵だなと思います。チームで色を揃えるのもいいし、逆にそれぞれが好きな色を選んで着るのもいいですよね。
ー今回のピステは色だけでなく機能性もこだわって作られています。実際に着てみていかがですか?
実は私自身ピステが大好きで、練習のときは常に着ているほどでした。今回着させていただいたモデルは首元がニット素材になっていて通気性も良いですし、着たり脱いだりもしやすいと感じました。メイクをしていてもファンデーションがつかないので嬉しいです。あとは、ウエスト部分のパイピングによって、シルエットも細くきれいに見えますね。
ー最後に、スポーツをしている、もしくはこれから始めたいと思っている女性に向けてメッセージをお願いします。
現役時代はどうしても「頑張らないといけない」という気持ちがあったのですが、引退してからは体を動かすとすごく気持ちがラクになるんです。やっぱり運動には人を前向きにする力があるのだと実感しています。
運動をするきっかけは、「ウェアが可愛いから」や「これを着てジムに行ったらオシャレだから」など、何でもいいと思います。私はこれからも運動を通じて自分の身体と向き合いたいですし、スポーツをして輝く女性が増えるように盛り上げていきたいです。
実は今もマシンピラティスと体幹を鍛えるためのダンスをそれぞれ週1程度やっていて、あとは移動のときに最低40分は歩くようにしているんです。現役時代はウエイトトレーニングばかりやっていたのですが、ちょっと女性らしいナチュラルな筋肉をつけたいなと思ってはじめました。これから身体を動かすときには、このピステを着てみたいと思います!
<デサント新作ピステのお買い求めはスーパースポーツゼビオの店頭またはオンラインストアまで!>