捻挫ばかりの日々が一転。手作りインソールでサポーターいらずに(プロテニスプレーヤー秋山みなみ】
「インソールにこだわってみたことはありますか?」
こんにちは!プロテニスプレイヤーの秋山みなみです。
現在、“身近なプロテニスプレイヤー”をモットーに活動をしてしております。
私は、テニス選手として活動する中で、試合で良いパフォーマンスを発揮できるようにコンディションを整える事を心掛けています。
今回は、その中でも効果が抜群にあった「インソール」についてご紹介いたします!
足首のサポーター無しではプレーできなかった過去
皆さんは、インソールを作成したことはありますか?
スポーツをする方は、元々靴に入っているものとは別に、購入または作成したことがあるかもしれません。
インソールは、靴と同じくらい身体を動かすために大事なもので、怪我予防やパフォーマンス向上にダイレクトに影響します。
靴の場合は自分に合うものを一から作り出すことはなかなか出来ませんが、インソールであれば身体のバランスや癖などを考慮して、自分にあった世界に一つだけのものを作ることが出来るのです。
私は、小さい頃から捻挫が多く、事あるごとに足首を捻って痛めてしまったり、常に違和感を抱えながらプレーをしていました。足首が緩くなっている影響もありましたが、あまりに捻るため常にサポーターをしている状態でした。
運命のインソールとの出会い
どうにか改善できないかと、インソールをショップで購入したり試行錯誤を重ねましたが、なかなかよくならず悩んでいたところ、あるトレーナーの紹介でインソール作成の藤井先生と出会いました。
藤井先生は、東大宮駅付近にあるご自宅の一角で、「ウォーキング&コンディショニング あゆみ」を営んでおり、野球選手やテニス選手などのアスリートからリハビリの方まで、老若男女問わず幅広い世代のインソール作成をおこなっています。その道では“藤井先生の指導、講義を受けたい!”という方であふれているそうです。
さらに今では、トレーニングを兼ねて一緒に登山に連れて行ってもらったり、イベントでゲストとして来ていただいたり。先生とお話しすることでたくさんの気づきや発見があり、私のリスペクトする方の一人となりました。
初めて訪れた時には、実際に歩き方や走り方を見てもらいながら、手作りでインソール作成していただきました。とても素敵な暖かい空間で、先生といろんな事をお話し、こんな風にインソールって作るんだ〜!と感じたことを今でも鮮明に覚えています。
でも実を言うと・・・
当時は、本当にこれで変われるのだろうか?と半信半疑なところもありました(笑)
ですが、インソールを使用し始めて半年後くらいには、あれだけ捻っていた足を捻らなくなり、その後も捻挫をほとんどしなくなったのです!(先生のところに行き始めてから4〜5年経つ今でもしていません)
また私の場合、足に乗る体重が外側に逃げやすかったのですが、使用し続けることで徐々に足の体重バランスが良くなってきたり、インソールを定期的にチェックしてもらうことで、足が前に進みやすくなったり、身体の動きがよりスムーズになった実感もありました。
よく「当たり前にあった物がなくなったときにその重要さに気づく」と言いますが、一度だけ練習にインソールを忘れてしまった時、足は痛くなるしその日の動きは散々で…インソールがあったおかげで普通にプレーが出来ていたんだな、と痛感しました。
もう今は、自分用のインソールなしでは、テニスやトレーニングをできない状態で、私にとって必要不可欠です。
どんな方でも日々使用するインソール。
特にスポーツをする方となれば、なおさら重要になってきます。
もしかしたら効果がすぐ目には見えないかもしれませんが、ある時身体の調子が良くなったのはインソールを変えてからだ!なんていう日が来るはずです。
皆さんもパフォーマンス向上や怪我予防、健康維持のための一つのツールとして「インソール」に目を向けてこだわってみてはいかがでしょうか。
▪︎プロフィール
秋山みなみ
プロテニスプレーヤー
1995年4月30日生。ジュニア時代個人戦での全国大会出場経験がなく、20歳でに初めて全日本選手権本戦出場。その後世界ランキングを取得し、2017年にプロ転向。2018年に$10,000エジプトカイロのダブルスで優勝し国際大会で初タイトルを獲得。
現在は国内外の試合を転戦しながら、身近なプロテニスプレイヤーをモットーにイベントを行うなど積極的に活動中。