社会で活躍する海外女性アスリートは?国際女性デー B&編集部企画
3月8日は国際女性デーです。女性の社会参加と地位向上を訴える日、そして女性の素晴らしい活躍と勇気ある行動を称える日として定められています。
今日は、国際的に活躍する女性アスリートをB&編集部がご紹介します!
目次
大坂なおみ選手(Naomi Osaka)
大阪府出身アメリカ育ちの女子プロテニス選手(国籍は日本を選択しています)。自己最高ランキングは、アジア人初のシングルス1位です。2023年1月に妊娠を発表後今年は試合へ出場しない意向を示していますが、2024年の全豪オープンでの復帰を公言しています。
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「プレー・アカデミーwith大坂なおみ」は遊びやスポーツを通じて女の子に人生に変革をもたらすことを理念に掲げ、2020年に設立されました。地域に根ざしたスポーツ団体へ助成金や将来活躍するための能力を身につける学びの場を提供しています。ジェンダーについての研修を受けたコーチによる指導や、楽しくポジティブな遊びと学びの体験を届けています。
現在では、大坂選手とゆかりの深いアメリカ・ロサンゼルスとハイチにも活動の幅を広げて活動しています。
Thanks to everyone who helped make International #DayOfTheGirl special for programs in Japan! Remember, the work doesn’t stop here 🧗🏻♀️🏉🥍⚽️💪🏽@naomiosaka 🤝@LaureusSport 🤝@Nike https://t.co/8WF0jIIlEB
— Play Academy with Naomi Osaka (@PlayAcadNaomi) October 12, 2022
ケイティ・レデッキー選手(Katie Ledecky)
アメリカ出身の水泳選手です。ロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪、東京五輪と出場して金メダル7個を獲得、世界水泳において歴代最多の14個の金メダルを獲得しています。
レデッキー選手は、STEAM教育(※)の重要性を発信しています。STEAM教育とは、「Science(科学)」「Technology(技術)」Engineering(工学)」「Art(芸術)」「Mathematics(数学)」における教育分野を総称する言葉です。
もともとレデッキー選手のご家族がSTEAM分野において活躍されていて、若い世代のキャリア形成にはこの教育が重要だと実感したそうです。自身の発信力を使って広める必要があると感じ、普及活動や社会貢献活動に取り組まれています。東京オリンピックで金メダルを獲得した翌日にも、日本人向けのSTEAM教育イベントに参加されていました。
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マールー・ファン・ライン(Marlou van Rhijn)
オランダ代表の陸上選手です。先天性両下肢欠損で、1歳半頃から義足をつけて過ごし、数々のスポーツを経たのちに陸上競技を選択しました。パラリンピックは2012年ロンドン大会で200mの金メダル、100mの銀メダルを獲得、2016年のリオ大会では2冠されています。
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子供たちが一緒に遊ぶことで、障がいの有無に関係なくより健康的で包括的な社会が生まれると信じ、マールー・ファン・ライン財団を設立しています。
#GivingTuesday, help jij mij en @JCFoundation mee om sportmaterialen beschikbaar te stellen voor kinderen met een beperking? #WatDoeJij? https://t.co/DHHSHI510z pic.twitter.com/8COJiNfHOR
— Marlou van Rhijn (@MLvanRhijn) December 1, 2020
グレイシー・ゴールド(Gracie Gold)
アメリカのフィギュスケート選手です。2014年の全米選手権で初優勝を飾り、ソチオリンピックの代表に選出されました。
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期待されていたジュニア期を過ごし、完璧主義な性格から競技のミスを許せなくなってしまったゴールド選手。ストレスから摂食障害と鬱病を発症して、競技から離れる時期もありました。そこから病気を克服して試合に復帰、メンタルヘルスへの偏見をなくすための発信や運動が評価され、“2022 Bell of Hope Award”を受賞しました。
Bell of Hope Awardとは、精神疾患の課題に直面している人々に多大な貢献をした個人、組織、財団、または企業に贈られます。言葉、リソース、製品、研究、または擁護活動を通じて闘争に希望をもたらした人々に敬意を表すものとして表彰されています。
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熊谷紗希(Saki Kumagai)
北海道出身、ドイツ1部リーグバイエルン・ミュンヘン所属のサッカー選手。2011年ワールドカップドイツ大会の決勝戦、優勝を決めたPKを成功させた立役者です。
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ワールドカップ優勝後「女子サッカーを文化に」をスローガンに掲げ、女子サッカー選手やユース選手が自身と社会の活動を行うためのプラットフォーム「なでケア」を設立、オンラインでのワークショップや交流イベントなどを行い、活動しています。
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