元モーグル女王・上村愛子さんが「良質なオイル」に今もこだわる理由
フリースタイルスキー・モーグルの選手として10代からオリンピックに出場し、5大会連続入賞を果たした上村愛子さん。競技生活の中で食事の重要性に気づき、栄養バランスのとれた食生活を現役引退後も続けているといいます。そんな上村さんが作る食事とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
食事の中で気にしていたオイル 脂質の適切な摂り方とは?
元々、私は食が細く、おかず好き。そのため20代前半までは主食が運動量に比べて少ない状態が続いていました。サポートを受けていた日清オイリオの公認スポーツ栄養士さんのアドバイスでまずは主食量を増やすと、徐々に疲労回復やスタミナ、体の強さなどが少しずつ向上。試合にベストな状態を持ってくることができるようになりました。
また、疲れてくると栄養バランスが崩れてきて、それが疲労に繋がるという悪循環も。体重制限や体脂肪に関してはあまり制限のない競技なので、厳しく気をつけることはありませんでしたが、バランスには気をつけていました。
お菓子などはあまり口にせず、発酵食品や野菜、卵、豚や鶏などの肉、良質なオイルを食べることを心掛けました。特にオイルは効率的なエネルギー源なので、必要量を過不足なく摂ることを意識していました
モーグルは海外での試合が多く、遠征先での自炊は日本と同じ食材を手に入れることが困難。また使えるお金にも限りがある中、惜しまず費用をかけたのがオリーブオイルでした。なるべく新鮮なものを選ぶようにしており、エキストラバージンオリーブオイルを買っていましたね。体にもいいですし、何より良質なものは味が美味しいんです。
味を楽しむため、冷奴にエキストラバージンオリーブオイルと胡椒、醤油を少々かけるのがお気に入り。「お豆腐にオリーブオイル!?」と驚かれますが、意外とおいしいんですよ!最近は私の現役時代に比べて、MCTオイルなど機能性が高い油も増えているので、いろいろな取り入れ方で楽しんでみてほしいです。
「MCTオイルは、素早くエネルギーとなる特徴が注目されています。またクセがなく、さらさらしたオイルなのでサラダやスムージーにかけて手軽にとることが出来ます。習慣化することでその効果が得られるという研究があり、継続して摂取することはポイントです。
一方、コンディション維持や炎症を抑える働きを期待されているのがオメガ3。
EPA、DHAが代表的で、青魚に多く含まれています。青魚は苦手だったり頻繁には食べられない方は、同じくオメガ3を多く含むアマニ油やえごま油で摂ることもできます」
(公認スポーツ栄養士:日清オイリオ 清原知子)
オイルの味を楽しむ! 簡単・手軽な作り方
現役時代から自炊が中心の生活で、今でも外食よりも自分で作ることが多いです。自宅の台所にはエキストラバージンオリーブオイルだけでなくさまざまな油があります。単純に、いいオイルってとても美味しいから、風味をつけるために使ったりもします。
例えば、MCTを豊富に含むココナッツオイルを使ってフレンチトーストを焼いたり、エキストラバージンオリーブオイルをパスタやウォッシュチーズに胡椒とともにかけてみたり。
エキストラバージンオリーブオイルは今でも毎日のように使うので、すぐ使い切ってしまうんです。サラダにはオリーブオイルと梅酢をかけるのが定番。その他オリーブオイルで揚げ焼きする目玉焼きや、和風の和え物にも使用します。ネギと豆腐のお味噌汁にもオリーブオイルを入れるんですが、コクが出てとても美味しいですよ。
■プロフィール
上村愛子(うえむら あいこ)
1979年12月9日生まれ、兵庫県伊丹市出身。
18歳で初出場した長野オリンピックからソチオリンピックまで、5大会連続入賞の偉業を達成した元モーグル女王。2008年には日本人初のワールドカップ種目別年間優勝、2009年世界選手権優勝など、日本勢の持つ成績を数々塗り替えた。2014年に現役を引退し、現在はスキーフリースタイル普及のため、次世代の選手育成にも力を注ぐ。
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