動ける体をキープ!アジリティを高める一歩上の家トレアイテム3選
家でのトレーニングは、スクワットや腕立てなどメニューが偏りがち。筋肉は維持できても、「動ける体」から遠ざかっているかもしれません。体の運動機能を維持したい、という方向けに「こんなことまで家でできるの!?」と驚きのアイテムを、アスリートと一緒にご紹介していきます。
第一弾は、ヘキサゴンボール&ラダー&ミニハードルの3つ。単純なようでだんだんはまっていくその使い方は?
元ラクロス日本代表・小堀宗翔さんがチャレンジ
今回分かりやすくトレーニングを実践、解説してくれたのは、遠州茶道宗家13世家元次女として茶道の普及に努めながら、ラクロスの選手として社会人クラブチーム「MISTRAL」でプレーする小堀宗翔さん。
今回はお着物ではなく爽やかなトレーニングウエアを身にまとい使い方を教えてくれます。
今回の3商品を使ったインスタライブも、5月末に行ない、ご自宅の洋室から中継して下さいました。
ヘキサゴンボール
ヘキサゴンボールは、球体ではなく、6つの凹凸があるボールのことで、地面に落とすと不規則にバウンドするのが特徴です。
バウンドに合わせて素早く体を動かすことで、動体視力や反射神経を鍛えることができます。
野球やサッカー、バスケットボールや卓球など、あらゆるスポーツの選手に生かすことができる練習方法です。
ヘキサゴンボールの使い方
こちらの動画では、小堀選手が実際にヘキサゴンボールを利用した練習方法を紹介しています。
2人1組で行なっていますが、1人で練習する場合には壁にボールを当て、跳ね返ったボールをキャッチする方法でトレーニングができます。
●正面でワンバウンドさせキャッチ
<ポイント>
・手だけで取りにいかない
・フットワークも使い、ボールに対して身体を入れ正面でキャッチ
●左右に振り分け
<ポイント>
・体の軸をぶらさない
・正面でキャッチができない場合は、両手足を反射的に動かし、体のどこかに当てることを目標にする
●プレーシーンを想定した練習
たとえばテニスならラケットをボールに当てるなど、実際の試合シーンを想定した練習方法ができると実践的です。
小堀選手もラクロスのクロス(ボールをキャッチするスティック)を持ってトライ!
動画では、クロスを巧みに使いながら、バウンドさせてキャッチ。くるくる回しながら、ヘキサゴンボールをクロスのネットでバウンドさせイレギュラーな動きにも反応するなど、俊敏生溢れる華麗な技も!
荷物にならず、ちょっとしたスペースでも練習ができるので、1つ持っておけばどこでもトレーニングが可能なところも嬉しいですね。家族の公園でのアクティビティにもおすすめです。
ラダー
学校の校庭やグラウンド脇にあったイメージのラダー。青春を思い出します。かさばったり、ずっしり重いイメージですが…。
<ポイント>
・速く、正確に動く
・強く地面を蹴り、足が地面についている時間を短くする
・膝の柔軟性を使う
ラダーの使い方
●ももあげ
片足ずつ、ももをしっかりと引き上げて腕を振りステップ。
体幹を意識し、姿勢を正しながら行ないましょう。
●シャッフル
左右にステップを踏みながら、正面にすすんでいくシャッフル。
上半身が左右にぶれないように行ないましょう。
アジリティやクイックネスの向上につながるラダーのトレーニングは無限大です。
長いラダーは選手としては過酷だなと思ってしまうくらい(笑)
簡単にくっつけられるんです。短くもできるし、いろんなやり方ができそうですね!
ラダーは助走の必要がないので、狭い範囲でもそうしたトレーニングが可能なんですね!
- ラダー 727G1MR334N
- ●サイズ:約 幅40cm×長さ8m(セット時)※2本のラダーをバックルで接続します。
●スポーツに不可欠な「スピード・バランス」の向上トレーニング!
●脳の指示と身体の動作のプロセストレーニング!
2way ミニハードル
ミニとはいえ、ハードルを家に置く発想はあまりなかったのではないでしょうか。
コンパクトで小さくもなり、可変式で高さも調節可能です。
腿の引き上げなどを意識しやすくなるため、瞬発性、敏捷性のトレーニングに。
高い設定の時には、倒さないようにしっかり高く飛ぶので、膝をあげるように1個1個のハードルを丁寧に越える意識をもつ。高いと必然的に足を高くあげることができます。
低い設定の場合は、足が引っかかって倒れる心配がなくなるので、速いスピードにチャレンジできます!
<ポイント>
・速く、正確に動く
・上半身をぶらさない
ミニハードルの使い方
●ジャンプ
両足を揃えてハードルを飛び越える。
慣れてきたら高さを変えてチャレンジしてみましょう。
●ももあげ
片足ずつハードルをまたいでいく。正面、左右などのバリエーションもつけられます。
●ラクロスの練習に応用(ラダー+ミニハードル)
ラダーとミニハードルを組み合わせることで、さらに難易度を高めることもできます。
ラダーの先にミニハードルを置き、その手前で切り返すことで、試合中のDFを交わす練習にも。
下半身の動きが気になって前傾になって体勢が崩れてしまうのであれば、まずは正しいフォームをしっかり身につけましょう!
2wayミニハードルは1つから買えるので、お部屋や使いたい場所の広さに合わせて個数を決められます。足を曲げるとフラットになるので、隙間に収納もでき、場所を取らないのも嬉しいポイントです。
トレーニングアイテムが増えると、モチベーションも上がります。できるものでやるのも大事ですが、時にはスパイスとして新しいものを取り入れて楽しむことで、お家トレーニングにメリハリをつけていきましょう。