卵スープ3選ーさくっとトレご飯・卵編ー
こんにちは!料理人の渡辺 梓(わたなべ あずさ)です。
このシリーズでは、忙しいなかでも、短時間でさくっとつくれる栄養たっぷりレシピをご紹介していきます。
今回のテーマは卵
卵は必須アミノ酸がバランスよく含まれた、優秀なたんぱく質食材です。ビタミン類も含んでいるので、「完全栄養食」と言われることも。
今回は卵を使った簡単スープを3つご紹介します。
- 玉ねぎと卵の中華スープ
- きのこと卵の和風スープ
- ほうれん草と卵の洋風スープ
材料と調味料はこちら!これだけで3種類のスープができちゃいます。
玉ねぎと卵の中華スープ
たまねぎは、疲労回復に役立つビタミンB1と結合しやすく、吸収を高めてくれる食材。1日の終わりにぴったりの組み合わせです。
材料
(2杯分)
- 玉ねぎ 1/2個
- 卵2個
- 水 500cc
<調味料>
- 創味シャンタンDX(ウェイパー) 小さじ2
作り方
- 玉ねぎを薄切りにし、卵をといておく
- 鍋に水と玉ねぎを入れて沸騰させる
- ウェイパーを入れて溶かし、卵を溶き入れて完成
ウェイパーは中華屋さんでよく食べるスープの味を簡単に再現できちゃう万能調味料。これがあるだけで美味しいスープが完成しちゃいます。仕上げにごま油をちょっと垂らすとたちまち焼肉屋さんの卵スープの味に。
きのこと玉ねぎの和風スープ
肉・魚など動物性タンパク質を多くとっていると、食物繊維が不足しがちです。すると腸内環境が悪くなりやすく、栄養の吸収もされにくくなります。(おならも臭くなる・・・)
きのこは低カロリーなだけでなく、食物繊維も豊富な食材。特にスープとして食べやすい、えのきを使ったお吸い物です。
材料
(1杯分)
- えのき 1/4袋
- 卵1個
- 水 200cc
<調味料>
- 松茸の味お吸い物 1袋
※本格派の方は、白だし大さじ一杯でワンランクアップのお味になります。
作り方
- えのきを1cm程度に切り、卵をといておく
- 鍋に水とえのきを入れて沸騰させる
- 松茸の味お吸い物を入れ、卵を溶き入れて完成
こちらは今回紹介するレシピの中でも一番簡単なものですが、味見してびっくり。「え…お吸い物万能すぎる…おいしい…」となってしまいました。
ほうれん草と卵の洋風スープ
前回の「ほうれん草の豚たま炒め」でも活躍したほうれん草。スープにすれば、油も使わないのでよりカロリーも抑えられます。直接茹でずにレンジでチン!の一手間で味がよくなります。
材料
(2杯分)
- ほうれん草 1/3袋
- 卵2個
- 水 500cc
<調味料>
- コンソメ 小さじ3
作り方
- ほうれん草は洗ってラップでくるみ、レンジで1分チンしておく
- 卵をといておく
- 鍋に水を入れて沸騰させる
- コンソメを入れ、ほうれん草と卵を溶き入れて完成
前回ご紹介したレシピでほうれん草が余ってしまった方はこちらで再利用してみてください。ほうれん草は茹でるとアクが出てしまうので、直接スープに入れずにレンジでチンするひと手間が必要です。面倒な方はほうれん草を小松菜に変えるとレンジの手間がいらなくなります。
■プロフィール
渡辺 梓(わたなべ あずさ)
進学を機に地元宮崎から東京へ。大学時代のアルバイトで調理師免許を取得後、東京都内のIT企業にシステムエンジニアとして就職。料理にとことん向き合うカウンターの向こう側の世界に興味を持ち、25歳で板前の世界へ。
1年の板前修業の後、フリーの料理人として独立。現在はSEと料理人というパラレルキャリアを実現しながら活動。