ダイエットは数字を追うな!本質を見つめ、理想のボディへ
こんにちは!筋トレ大好き女子大生トレーニーのイツキです。大会に向けて減量中ですが、「筋肉食堂のメニューを週4日。3週間で何kg痩せた?」の記事でも書いたように、食事は楽しんでいます。いかに食事が大切か、伝わったでしょうか?
今回のテーマは女性の永遠の悩み、ダイエットについてです。ダイエットで失敗してしまう方々に、理想のボディーを手に入れるための秘訣をお伝えしたいと思います。
ダイエットは目標の立て方に気をつけて
そう決意したら、何かしら目標を立てますよね。どんな目標が思いつきますか?たとえば以下のようなことを考えついた方も多いのではないでしょうか。
1.○カ月以内に、マイナス○kg!
2.食べ物をとらない
しかし、これは理想のボディーを得るためのダイエットとしては良くない例だといえます。もちろん食べなければ質量は減りますし、数字の目標は立てやすく、わかりやすいです。一体何がダメなのでしょうか?
「辛い」ダイエット、なぜうまくいかないの?
私の周りの女の子にも、ダイエットについて聞いてみました。すると大多数は「食べない」「ダイエット=キツいもの」「毎日体重計に乗る」という回答でした。
加えて、上記のようなダイエットをして良い結果が出たか?と聞いてみると、答えは満場一致の「NO」!(笑)
「大失敗」
「諦めた」
「続かなかった」
「3kg落としたのに、周りに気づかれない」
「体重は減ったのに、見た目は変わらず」
「むしろ、げっそりしてしまい理想の体にならなかった…」
というネガティブな回答がたくさん。理想の体になるためにダイエットを決意したのに、なぜこうなってしまうのでしょう。理由はとってもシンプルなんです。
ダイエットで意識すべきは体重ではない
「ダイエット」とはよく言いますが、言葉の本当の意味をご存知でしょうか?本来のダイエットとは
1.日常の食事
2.美容や健康維持のために食事の量や質を制限すること
3.食事療法をすること
つまり「痩せる」という意味は含まれていないのです!ダイエットの目標として○カ月で○kg痩せるぞ!と決めた人の望んでいることって「ヒップアップしたい」「たるんだお腹を引き締めたい」「足をスラットさせたい」「綺麗になったねと言われたい」…こんな感じですよね?しかし、その目標のために見るべきは体重ではありません。
では、何を指針に本当の「ダイエット」をすべきか。それは体脂肪率を意識することなんです。
体重が落ちても見た目が変わらない理由とは
先ほどの女の子のように、3kg痩せても周りが気が付いてくれないというケースは多くあるはずです。なぜなのでしょうか?では、ここでクイズです。以下は過去の私の写真です(恥ずかしいけど見せちゃいます)。どちらのほうが、体重が軽いと思いますか?
実はどちらもほぼ同じ体重!ちなみに左は55.1kgで、体脂肪率は22%。右は54.6kg、体脂肪率は28%です。左のほうが体重が重いのに、お腹周りも太ももも引き締まって見えませんか?この違いの理由は体脂肪率にあります。
同じ1kgでも、脂肪は筋肉よりも体積が大きいため、体脂肪率が高いと体重の変化以上に太って見えてしまいます。逆に、仮に同じ量の脂肪を落とし、筋肉がつくと体重は増えますが、引き締まって見えるのです。
体重に占める体脂肪の量 or 筋肉の量。これを意識した目標を立てダイエットを計画的に進めて行くことが、理想敵かつ健康的な体を手にすることができる真の「ダイエット」なのです。
極端な話をすると、体重が平均よりも重くとも、そのほとんどが筋肉で構成されていれば、肥満ではなく健康体ということになります。健康なからだ、もしくはヒップアップされていたり、お腹が引き締まった理想のからだになりたいのであれば、筋肉を増やして体脂肪を減らすこと。これが重要です。
具体的にすべきこととしては、
・体重計は乗らず、鏡でボディラインをチェックする
・100g単位の増減で一喜一憂しない
・理想の体を思い浮かべる
などの心掛けが大事です。また、一定量の筋トレや有酸素運動をすること、「食べない」といった方法ではなく正しい食事をすることが必要です。その正しい食事こそが「ダイエット」と言われるべきだと私は考えています。
【参考】
目標は体重以外にすべき
例え話ですが、別れた彼氏を見返したいからダイエットをする、としましょう。きっと「見返す」の判断基準は、何kg痩せたという数字ではなく、ボディーラインです。体重計を持って行って「私はこれだけ痩せた!」と見せるわけにいきませんもんね(笑)
体重で痩せることが今のあなたに必要なら、それに向けて頑張りましょう。しかし、目的が異なるのであれば、目標は体重以外にすべきです。そして、他の解決策を模索しましょう。
私は解決法が筋トレでしたが、ヨガでもダンスでも、なんでもいいのです。楽しく続けられる何かを、一緒に続けましょう!
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