そこそこ登山女子の登山クエスト① 筑波山×BURTON
はじめまして!高島麻利央です。
私は自称「そこそこ登山女子」=初心者以上、中級者未満。丹沢山くらいの山には登れるけど、剱岳はまだ無理みたいなレベル。登山の楽しさを感じつつも、まだまだ勉強中の身です。そんな私の経験や記録をリアルにお伝えすることで、登山に興味がある方やすでに登っている皆さんと一緒に成長できたらなと思っています。
プロフィール
高島 麻利央(たかしま まりお)
ラジオパーソナリティ、リポーター、イベントMC、舞台女優、脚本家などマルチに活動中。小学3年生から大学生までバレーボールに打ち込み、大学卒業後3年間の会社員生活を経て、芸能界に飛び込んだ。
趣味は登山、マラソン。フルマラソンは3回完走し、最近はもっぱら登山のアイテムを物色中。
おしゃれアイテムがテンションを上げる!登山クエストとは?
登山クエストとは、一つアイテムをゲットしたら一つダンジョン(山)をクリアしていく登山スタイルのことです。(私が考えました)
山頂にたどり着いた時の達成感、山の動植物とのふれあい、道中に見下ろす景色など、登山の魅力は様々ですが、私がここまで登山にはまってしまった理由は「アウトドアアイテムめっちゃ魅力的」ということ。
きっかけは、父親の還暦祝いで登った富士山。初めての登山だったため、装備もままならない状況でしたが、登頂時に感じた達成感は今でも忘れることはできません。
でも正直、もう十分でしょくらいの気持ちもありました。
しかし、その1回ですっかり富士山の魅力に取りつかれてしまった父親のおかげで、富士登山は恒例行事に。ならばさすがに登山靴くらいは買おうと、Columbiaのショップに足を運んだのが去年のこと。
人って不思議ですね。見たら欲しくなる。気付いたら、靴だけでなく、アウターも買っているではありませんか!
それらを身にまとって富士山に登ると、気分もアガり、例年よりたくさん写真を撮っていました。
人って不思議ですね、パート2。アイテムを持っていると、また他の山にも登りたくなる。気付いたら、関東近郊で登れる山を探し始めていました。
ですが、登山アイテムは決して安いものではありません。そこで私は、「ひとつアイテムを買い足すごとに、ひとつ山に登ろう」と自分の中で決まりを作りました。それが登山クエストの始まりです。
これまでの記録
時期 | 登った山 | アイテム |
2018年8月 | 富士山(富士宮ルート) | 登山靴(Columbia) ジャケット(Columbia) |
2018年12月 | 塔ノ岳(神奈川) | パンツ(Columbia) |
2018年12月 | 宝満山(福岡) | ハット(Columbia) グローブ(Columbia) |
2019年1月 | 由布岳(大分) | インナー(mont-bell) |
2019年1月 | 鍋割山(神奈川) 川苔山(奥多摩) |
アウター(mont-bell) レインパンツ(mont-bell) |
2019年4月 | 丹沢山(神奈川) 高尾山~陣馬山(東京) |
バーナー(SOTO) 鍋(SOTO) |
アイテムが増えるたびに、登山の楽しみも増えていく!
本格的に山に登り始めたのは2018年12月、つまり冬山でした。ベテラン登山家にとっても危険が伴う冬山。最初は「死なない」ための装備から整えました。
雨や雪から身を守り、保温性のあるアイテムを中心に揃えましたお陰で、樹氷や氷瀑(凍った滝)を見ることができ、かわいいだけでなく登山の楽しみまで増やしてくれるポテンシャルの高さに惹かれていきました。
そして、今回ご紹介するアイテムは・・・
ショートパンツ(BURTON)
正直、機能よりもデザインで選びました。一目惚れってやつです。
これを履いて登るのは、筑波山。
季節は春。筑波山は日本百名山のひとつで、その中でも最も低い山です。
パンツが一番目立つコーディネートを選んだため、ほとんど黒になりました(笑)
筑波山へのアクセス
筑波山は、つくばエクスプレスのつくば駅からバスで登山口に向かいます。筑波山神社からと、つつじヶ丘からの登山口がメインとなります。
山にはたくさん登山口があります。同じ山でもルートが違うだけで、見える景色や難易度がガラリと変わるのも面白いのです。
筑波山は観光地化された山で、ロープウエーやケーブルカーが走り、案内表示も多く、売店なども充実しています。登山の装備をしなくても、ご家族やカップルも楽しめます。
いざ、筑波山へ
つつじヶ丘登山口から出発。石や岩の多い、歩きにくい道が続きます。これはちょっと想定外で、登山道も歩きやすく舗装されているかと思っていました。途中、様々な奇岩・怪石が出現するので、“映え”スポットとしてオススメです。
筑波山には頂上が二つあります。女体山頂と男体山頂です。つつじヶ丘からだと女体山頂877mに先に辿り着きます。最後、急な道が続きますが、それを乗り越えてこその気持ちよさ。山頂は視界が開けていて「山頂にきたぞ」感をより強く味わわせてくれました。
やや派手かと思われたおニューのショートパンツも、すんなりと山に馴染み、溶け込んでいました。山頂での写真映えもあり、何より「ウエア被り」がなかったのが嬉しい。他の登山者のアイテムは自然と目に入ります。「あ、同じの着てる…」となると何だか居心地が悪い感覚に陥ってしまうのです。今回はそんな心配もなく、いつもよりも堂々と登れた気がします!
ショートパンツ(BURTON)の評価
オシャレ度 ★★★★★
機能性 ★★★☆☆
パッカブル機能があり、宿泊での登山にも重宝しそう。素材が硬めで足を高く上げるとつっかえる感覚があったので、もう少し柔らかさがあると尚良かった。
コーディネートしやすさ ★★★☆☆
かぶらない度 ★★★★★
オススメ度 ★★★☆☆
アイテムを増やし、山という難敵に戦いを挑む。これが登山クエストです。季節は登山のベストシーズンに突入しています。一緒に頂上を目指しましょう!
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