腹筋ローラーおすすめ10選!女性・初心者向けも解説
腹筋ローラーは、腹筋を効率良く鍛えられる人気のトレーニンググッズ。自分に合った腹筋ローラーを選ぶことができれば、女性や初心者でも効果的なトレーニングが可能。
今回は、初心者から上級者まで、レベル別に正しい腹筋ローラーの選び方をご紹介。引き締まったお腹がほしいならぜひ試してみて。
腹筋ローラーとは
腹筋ローラー(別名:アブローラー、アブホイール)とは、主に腹筋を鍛える目的で使用されるトレーニンググッズ。体のバランスを保ちながら、中央についた車輪を前後に転がすことで、腹直筋や腹横筋をメインに鍛えられる。
腹筋ローラー自体は1,000円前後の価格でも手にすることができるという手軽なグッズ。だけど、ジムでおこなうような高負荷トレーニングが自宅でできるのが魅力。
また、正しい選び方や使い方を知っていれば、筋トレ初心者から上級者までレベルに合わせたトレーニングが可能。自宅で効率的に腹筋を鍛えたい人はぜひ使ってみて!
腹筋ローラーの選び方
腹筋ローラーは、筋トレ初級者でも中級〜上級者でも前後に転がすという基本的なトレーニングの内容は変わらない。では何によって負荷のレベルを調整するかというと、ひとつは腹筋ローラーの仕様。
自分のレベルに合っていない腹筋ローラーを使うのは、腹筋への効果を低減させるだけでなく、怪我の元になることも。安全にトレーニングをおこなうために、腹筋ローラーの正しい選び方を確認しよう。
初心者はアシスト機能付き
初心者は、バネを内蔵したアシスト機能付きの腹筋ローラーを選ぶこと。
腹筋ローラーを使ったトレーニングでは、限界まで体を伸ばした状態から腹筋ローラーを引くときに最も腹筋を使う。腹筋をうまく使えない初心者は、足りない筋力を腰の力で補ってしまいがち。意図しない腰への負荷は腰痛の原因に。アシスト機能があれば、縮もうとするバネの力が足りない筋力を補ってくれる。
初心者は転がしやすい二輪以上 or 太め一輪
意外と腹筋ローラーは転がすのが難しい。車体に安定感がない腹筋ローラーだと、初心者はうまくバランスが取れず、フォームを崩しやすい。フォームが崩れることで、腹筋にかけたい負荷が分散し、肩や背中、二の腕のほうが鍛えられてしまうなんてことも。
車輪の数が多いほど、腹筋ローラーの安定感が増す。初心者は、できれば二輪以上のものを選ぼう。もしくは二輪分以上の太さがある一輪でもOK。
初心者は車輪の直径を大きく
体を低く倒すほど腹筋への負荷が高くなるけれど、どれだけ倒せるかは車輪の直径によっても大きく変わってくる。車輪が大きいほど必然的に上体が起きるので、腹筋への負荷が小さくなる。反対に、車輪が小さいほど上体を倒すことができ、腹筋への負荷が大きくなる。
車輪が小さいものの方が負荷の高いトレーニングができるけれど、実際にやってみると初心者は前に転がすだけでも一苦労のはず。まずはできるだけ車輪の直径が大きいものを選び、前後に転がせるようになることを目標としよう。直径15cm程度を目安に選ぶとGOOD。
中級〜上級者は自分のレベルを見極めて
腹筋がある程度鍛えられている筋トレ中級〜上級者は、自分のレベルに合わせてぎりぎり8〜10回×3セットできる負荷になるものを選ぶようにしよう。
二輪以上より、一輪を使ったほうが腹横筋(お腹のインナーマッスル)も鍛えることができる。中〜上級者は、車輪の直径が大きめの一輪から始めるのがおすすめ。負荷に物足りなさを感じるようになったら、車輪の直径が小さいものに変更を。
なお、フォームに慣れていないときや、少し上のレベルにチャレンジするようなときは、初心者と同様にアシスト機能付きのものを選ぶとベター。
ベアリング構造で静かに
通常の腹筋ローラーでは、車輪が回転するときに車軸とこすれて摩擦音を発生させてしまう。素材による静音性を謳う商品が多い中で、おすすめなのが内部の摩擦を軽減するベアリング構造のもの。
多少価格はアップするけれど、音への配慮が必要な夜間やマンションでの利用を考えているならベアリング構造のものを選んでおくのが無難。
【初心者向け】腹筋ローラーおすすめ4選
初心者におすすめしたいアシスト機能付きの腹筋ローラーを4つ厳選。
女性向けの強力アシスト機能付き
初めてトレーニングをおこなう女性にも扱えるようにした腹筋ローラー。強力なアシスト機能がついているので、大きな筋力を必要とする前から後ろへの切り返しもできるはず。さらにベアリング構造を採用しており、気になる音への配慮も十分。本体のピンク色も女性に好評。
シンプルに必要な機能を搭載
フィットネスクラブがつくった腹筋ローラー。シンプルな見た目ながら、しっかりアシスト機能付き。親指が当たる部分に突起があり、初心者の握りすぎを防止。自然に二の腕よりも腹筋に負荷がかかるようになる。
斜めにも転がしやすい樽型
樽型の大きな腹筋ローラー。車輪は腹筋ローラーの中で最大級の20cm。樽型の形状だと前後にまっすぐ転がすだけでなく、斜めにも転がしやすい。斜めに転がすとくびれをつくる腹斜筋に効果あり。お腹まわりの筋トレを腹筋ローラーで済ませたいなら樽型を選ぶのもあり!
チューブで負荷を調整可能
本体にバネを内蔵するのではなく、外付けのチューブでアシストをする腹筋ローラー。チューブの取り付け方により、負荷を4段階で調整できるので、少しずつレベルアップしていきたい人におすすめ。なお、チューブ単体でも使用できるので、チューブトレーニングに興味を持っている人には1台で2役に。
【中級~上級者向け】腹筋ローラーおすすめ6選
ある程度の筋力がある筋トレ中級〜上級者は、アシスト機能が無い腹筋ローラーにトライしするのもいい。ただし、アシスト機能がない場合は一気に負荷が上がるので、辛い場合は無理をせずにアシスト機能付きを使用すること。自分のレベルにあった腹筋ローラーを見つけよう。
シンプルでプチプラな一輪
アシスト機能がないシンプルな一輪。床に当たる部分をゴム素材にしているため、手に伝わる振動を緩和できる。シンプルな仕様だけに、1,000円台というプチプライスで手に入れることが可能に。
adidasでクールに決める一輪
adidasのシンプルな一輪タイプ。アシスト機能はなし。グリップのadidasロゴがクールなので、見た目も重視したい上級者におすすめ。
ベアリング構造で静かな二輪
ベアリング構造のシンプルな腹筋ローラーを探している人におすすめ。二輪で安定性を高めつつ、2つの車輪の間の距離を狭めることで一輪に近い高い負荷を。
安定感ばっちりの二輪
2つの車輪の間の距離を大きくとっているので、安定感は十分。転がすことは難しくないはず。でも車輪の直径は約11cmと小さめなので、かなりの負荷を感じられる。
最小クラスの車輪にチャレンジ
車輪の直径が6cm。必然的に上体が低くなるので、負荷が大幅にアップ。同時に体のバランスをとることも難しくなるけれど、四輪で安定性を高めることで、体のぐらつきを抑えられるように。さらに必要であれば付属のロープでアシストできるので、今の筋力に少し自信が無くても段階的にレベルアップしていける。
男性に人気の大胸筋も鍛えられる
片手に1つずつ持って使用する腹筋ローラー。前後に転がすだけでなく、左右に転がすこともできる。左右に転がせば、ターゲット筋肉は大胸筋に変わる。大胸筋は男性がこぞって鍛える部位。筋トレ上級者カップルは共用してもいいかも!
中級〜上級者は腹筋ローラーの転がし方によって負荷を調整できるので、初心者用の腹筋ローラーを選んで転がし方を変えるのもあり。
トレーニングを快適にするグッズ
無くてもいいけれど、あるともっと快適にトレーニングができるようになるグッズをご紹介。必要になったら導入してみよう。
ヨガマット
床に膝をついて腹筋ローラーを使用するときは、マットを敷こう。腹筋ローラーによっては膝用マットが付属しているけれど、使用感としては満足できない場合も。
トレーニング中に膝の痛みを感じるようであれば、別途ヨガマットを用意するのがおすすめ。
また、ヨガマットの上でトレーニングをおこなうことにより、腹筋ローラーが床に当たるときの音をやわらげることもできる。同時に、床を傷つけるのも防いでくれるので、あると便利!
ヨガマットの選び方やおすすめ商品がもっと見たい人は、こちらの記事をチェック!
トレーニンググローブ
腹筋ローラーのグリップには滑り止め加工がされていることがあり、それが人によっては手の痛みにつながってしまう。トレーニング中に手の痛みを感じるようであれば、トレーニンググローブをつけるのがおすすめ。トレーニンググローブはデザインが豊富なのでお気に入りを探すのもいいかも。こだわりがない場合は、軍手で代用してもOK。
トレーニングシューズ
床に膝をついて腹筋ローラーを使用するのに慣れたら、トレーニングは次のレベルへ。立ちコロと呼ばれる、膝を伸ばした状態から体を伸ばしていくやり方では、動作が大きい分、足をすべらせる危険も。不安な場合は、屋内でのトレーニングでもトレーニングシューズを着用しよう。
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