花田真寿美さんのスポーツ女子夏のリセットビューティーセミナー
こんにちは。B&編集部のAnnaです。
私は夏になるとマリンスポーツをすることが好きで、今年もサーフィンにSUPにシュノーケリングと順調に日焼けをたくさんしました。
マリンスポーツ好きの私の場合、この時期になると日焼けや暑さでからだがだるくなってしまうことがあり、夏疲労を溜めてしまいがちだなと悩んでいました…。
そんなとき、アスリートビューティーアドバイザーの花田真寿美さんによるスポーツ女子 夏のリセットビューティーセミナーがあると聞き、参加してきました!
今回のセミナーは、スポーツ女子向けのメイク術や、疲労を溜めない方法を教えてもらえるとのこと。楽しみです!
運動のときはメイクすべき…?
セミナーでは、まず花田さんから最近のスポーツ人気についての動向を教えていただきました。
スポーツ庁の情報によると、スポーツ人口も前年度から9ポイント増加。また、もともと20歳以上の男女の平均40%が週1回運動しているとのことでしたが、今年になって50%にもなり、特に20代女子の人数が増えてきたとのこと。
では、そんな女性たちはスポーツ中のメイクをどうしているのでしょうか。実際に花田さんはプロのスポーツ選手のメイクを担当されています。メイクについて選手から聞いたとき、身だしなみを整えることは、応援してくれるサポーターやスポンサーの方々のためでもあり、自分自身のモチベーションにも繋がると仰っている方もいるとのことでした。
意外に、アスリートのなかにも運動中にメイクをする方は多いみたい。花田さんとしても、メイクをすることは、自己肯定感も上がり、積極的に行動できるようになると仰っていました。ビューティーを取り入れることで、自信にもつなげてほしいとのことです。
花田さんのメイクのポイントは、健康美を意識してメイクをすること。健康美を出すためは、ナチュラル、爽やかさ、ツヤ、血色がよく見えるように、気をつけながらメイクしているそうです。
たとえば、アイラインは基本的に、上まぶたのみ。目を大きく見せるために、黒目の上の部分だけは濃いめに入れていました。
でも、運動中はメイク崩れも気になりますよね。せっかく引いたアイラインが汗でにじんだり、落ちてしまうのは悲しいし、見た目も残念なことに。そこでアイラインを落ちにくくする方法も教えてもらいました。
それは、ペンシルでリキッドをサンドすること!
まずウォータープルーフのペンシルライナーでアイラインを引き、その上からリキッドライナーを重ねます。リキッドだとラインがはっきりしがちなので、さらにその上から、再度ペンシルでラインの境界線をぼかすことで、ナチュラルに見えるようになるのだそうです。
運動時にメイクをするデメリット
とはいえ、運動中のメイクは、きちんとケアをしないと肌の負担が大きくなってしまいます。たとえば、汗とメイクがまざると、汚く崩れるだけでなく雑菌の繁殖にもつながります。
ドロドロしてしまう原因は、汗と化粧品の油が混じることです。そのままにしてしまうと、汗は時間とともに弱酸性からアルカリ性に変わり、雑菌が繁殖してしまいます。このまま放置すると毛穴詰まりなどによる肌トラブルや、くすみにつながるので、注意が必要です。
対策方法としては、保湿が挙げられます。肌がもっちりと張り付くまでしっかり保湿してあげることが大切!花田さんは朝晩フェイシャルパックシートを使っているとのこと。
パウダーファンデーションを使っているのであれば、リキッドファンデーションに変えて乾燥を防いだり、粉の分量を減らすのも方法の一つです。しっかり保湿していれば、サラサラした汗になり、メイクも崩れにくくなります!
では、メイクをしないほうがいいのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、メイクすることで紫外線から肌を守る効果などもあります。なので、メイクをするときは毛穴に直接化粧品が入らないように、下地を使うなど肌の負担を減らしてメイクをしましょう!
なんとなくをリセットしましょう!
メイクやお肌について、なんとなく知っていることって、そのままなんとなくやって曖昧なまま繰り返していることが多くないですか?
たとえば、洗顔をするときの水の適温ってぬるま湯とは知っているかと思いますが、どのくらいがベストか知っていますか?
正解は、32度前後がベストです。毛穴から皮脂が溶け出す温度が30度くらいからになります。乾燥肌の方は少しぬるめに、脂性肌の方は少し熱めでもOK!
曖昧なまま繰り返すのではなく、一旦立ち止りリセットして、自分の知識や意識を見直すことが大切だということを今回のセミナーで花田さんに教えていただきました。
今回は、参加者全員で日焼け止めの洗い流しテストをしました。
しっかり落とさないと、匂いやベタつきがかなり残ってしまいました。もし、その汚れが蓄積されてしまうと、しっかり保湿したくても汚れが邪魔して入っていかなくなってしまう可能性も…。
一度肌トラブルが起きてしまうと、改善する方が何倍も時間やお金もかかってしまいますので、日焼け止めはしっかり意識して落とすことが大切ですね。
疲労を溜めないためには…?
プロアスリートのフィジカルコーチやメディカルトレーナーをされている土屋潤二さんに、疲労回復について教えていただきました。
人には、疲れを感じやすい人と感じにくい人がいるそうです。自分はどっちなのかをチェックし、タイプがわかった状態で事前に予防するなどの行動を起こすことが大切になってきます。
自分は疲れにくいと感じている人は、実は疲れに対する感度がにぶいだけ、という可能性もあります。
そうした人がようやく疲労に気づいたときには、心身ともに大きなダメージを受けていることも…。また、糖分がほしい!と感じるのは、脳と腸が疲れているサインだそうです。
もし、ちょっと調子が悪いなと感じたときには、問題は食べ物なのか睡眠なのか、活動なのか分析し自己管理することが大切です。ちなみに、疲労が溜まっているときには、エネルギー生成に必要なビタミンB群を取ることがオススメとのこと。身近な食品では豚肉が挙げられます。
みなさんも疲れを溜めないよう自己管理をして、外見だけではなく内面もキレイにしていきましょう!
■花田真寿美さんがアスリートビューティーアドバイザーになるまでのことを教えてくれた記事もチェック!