日焼け止めの正しい使い方・消費期限は?
ただ塗るだけではもったいない! 効果を存分に発揮させるための日焼け止めの使い方を覚えておこう。
適量を、ムラなく塗る
適量を守る
日焼け止めは、重ね塗りをしても紫外線カット指数は変わらない。適量を守って使おう。顔に塗る場合は、クリーム状の日焼け止めはパール1粒分、液体状なら1円硬貨大が目安。
商品によっても違いがあるので、必ずパッケージに書いてある適量を確認して。
体に塗るときは直線を描いてから塗り広げる
腕や脚などの体の広い面に塗るときは、まず塗りたいパーツに直線状に日焼け止めを出して。そこから均一に日焼け止めを広げていくとムラになりにくい。
日焼け止めを適当に手に取り、手で一気に広げていく塗り方はNG。はじめに触れた部分に多くついてしまい、その他の部位が薄付きになりがち。
塗るタイミング、塗り直しのタイミング
スキンケアの後、メイク下地の前に塗る
朝のメイク時に日焼け止めを塗るタイミングは、スキンケアの最後・メイク下地の前がベスト。多くの日焼け止めは乳液の役割も兼ねてくれるので、水分に蓋をするイメージでスキンケアの最後に。
メイク下地はファンデーションを肌に密着させる役割があるので、2つの間に日焼け止めを挟むのはNG。日焼け止め効果は変わらないけど、メイク下地の効果が薄れてしまう。
ただし、スプレータイプやパウダータイプの日焼け止めならメイクの後。日焼け止めのタイプによっても順番は変わってくるので、使い方を確認しておこう。
塗り直しは2時間が目安
いくらSPF・PA値が高くても、汗などの水分で落ちてしまったら効果は当然なくなってしまう。数値の高い日焼け止めだからといって油断せずに、こまめに塗り直すのがベター。
塗り直す時間は、汗の量などによって違うので一概には言えないが、2時間程度で塗り直すクセをつけておけば、うっかり日焼けは防ぎやすいと言われている。屋外に出るタイミングで塗り直すのもGOOD。自分のペースを見つけてみよう。
クレンジングも忘れずに
日焼け止めは化粧品の一種。肌に残ったままだと負担が大きくなってしまう。日焼け止めを使用した日はクレンジングも忘れずに。特に汗や水に強いウォータープルーフタイプなどはしっかりと落として。石けんで落ちるタイプを使うのも◎
日焼け止めの消費期限は?
塗り直しをあまりしない人や、外出する機会が少ない人など、日焼け止めを使い切らない人もいるのでは? その日焼け止め、翌年も使っていいのか、迷ってしまうことも。
未開封なら3年、開封済なら1年
化粧品は基本的に、未開封のものを適切に(高温多湿・直射日光を避けるなど)保管していれば、製造から3年間は問題なく使用できるとされているんだとか。
開封済のものだと、目安は1年以内。一度開封してしまうと、徐々に劣化が進んでしまうので、最後まで使い切るのがベター。
無添加のものはパッケージを確認
防腐剤などが入っていない日焼け止めは、しっかりとパッケージを確認して。特に記載がなければ、その他の化粧品類と同様に、未開封なら3年、開封済は1年が目安。それより早く使い切らないといけない場合は、かならず期限が表記されている。