B&では、日頃からスポーツと関わりのある10代から40代の女性339人を対象に、日焼け止めに対する意識調査を行ないました。今回は、その調査結果をご紹介します。

調査概要

調査対象：日常的にスポーツに関わる10代から40代の女性
調査日：2022年3月
調査方法：オンラインでのアンケート形式（主に選択式・一部自由記述）
有効回答者数：339人

調査結果概要

• 日焼け止めの購入頻度は、春から夏にかけての方が高い。特に「1ヶ月に1回」の頻度で購入する人は339人中105人。
• 日焼け止めを選ぶポイントは、「紫外線カット力」が最も重視されているが、肌との相性、塗った感覚なども重視される。
• 最も使用されている日焼け止めは「ANESSA」(資生堂）。
• 使用している日焼け止めは、63％が「店頭で見て」購入に至っている。続いて「SNSやCMで見て」を抑え、「友人・知人にすすめられて」が多い結果に。
• 43％が「部位によって使用する日焼け止めを変える」と回答。
• 使用している日焼け止めに満足している人は79％。
• スポーツ中はミルクタイプの日焼け止めを好む人が46％で最も多い。
• 日焼け止めを塗る理由は、美白目的よりも皮膚がんや皮剥けなどの予防という回答が多く9割以上に。
• スポーツの最中に、最もこだわりたいメイクのポイントは「ファンデーション（肌のきれいさ）」。
• 「下地効果のある日焼け止め」と「日焼け止め効果のある化粧下地」では、回答が約半数ずつに。

調査結果

• 日焼け止め全般に関する調査結果

春から夏にかけての時期と、秋から冬にかけての時期に分けて日焼け止めを購入する頻度を比較しました。春から夏にかけて、日焼け止めを1ヶ月に1回の頻度で購入すると回答した人が多く、339人中105人に。
スポーツ習慣のある人は、長時間にわたって紫外線を浴びる事も多いため、購入頻度も高いと言えます。

外での活動時間が長いスポーツ女子からは、紫外線カット力が最重要視されていました。しかし肌との相性や塗った時の感触も、注目されているポイントであることが分かりました。

日焼け止めのブランドでは、ANESSA（資生堂）が最も多く使用されていることが分かりました。続いてBiore UV（花王）が2番目に多く、次にSKIN AQUA（ロート製薬）、ALLIE（花王）が並ぶ結果に。

日焼け止めの購入経路としては、店頭で見て決めた人が全体の6割以上。一方店頭施策やSNS・CM施策に加えて、知人や友人の勧めで購入に至る場合も多くあることがわかりました。

約40%が部位によって使用する日焼け止めを変えると回答。

約8割が現在使っている日焼け止めに満足しているという結果に。

満足していない人に理由を尋ねると、汗で落ちてしまうから、効果がよく分からないから、という理由が多く挙げられました。また日焼け止め特有の匂いや、汗をかくと白くなりやすいこと、塗り直しが大変と言う声も。

• スポーツ中の日焼け止めに関する調査結果

スポーツ中に塗る日焼け止めは、ミルクタイプを好む人が最も多く、約半数いることが分かりました。ミルクタイプと回答した人に理由を尋ねたところ、ベタつかないから、汗に強そうだからという理由が多く挙げられました。

日焼け止めを塗る理由について、「皮膚がんになる可能性が高まるから」と「焼けると痛くなったり、皮が捲れたり肌荒れを起こすから」という回答が、全体の9割以上を占めています。
スポーツをして長い時間紫外線を浴びるからこそ、美白よりも、紫外線によって起こるダメージを心配する人が多いと言えます。

約半数の人が、スポーツ中のメイクについて気になると回答しました。単に「焼けなければ良い」というのではなく、スポーツ中に「どう見えるか」を気にする女性も多いことが伺えます。

スポーツをする際のメイクでこだわりのある点について、肌のきれいさが最も気になるという結果に。肌のトーンにこだわるという人が3番目に多いことからも、肌に意識を向けている人は多いと言えます。

日焼け対策が難しいと感じる部位については、顔が最も多く、続いて頭皮という結果に。難しいと感じる理由を尋ねると、顔は汗をかきやすいため日焼け止めが落ちやすいこと、頭皮は日焼け止めを塗れないため日焼けを防げないことが多く挙げられていました。
次いで首と手・手首が多く、腕や足に比べると40ポイント以上高いことがわかりました。

化粧下地としての効果がある日焼け止めと、日焼け止め効果のある化粧下地のどちらが良いかという問いに対しては、約半数ずつ回答が別れました。

日焼け止めを選んだ人に理由を尋ねると、しっかり日焼けを防いでくれそうだから、全身に使いたいからという声が挙がりました。
一方で化粧下地を選んだ人は、カバー力があるから、メイクをする時に日焼け止めと化粧下地を重ねて塗りたくないからと考える人が多いことが分かりました。