こんにちは、B&編集ライターの辻岡です。

徐々に気温も上がり、汗ばむ日が増えてきました。日頃からスポーツやトレーニングをしている方の中には、近頃特にデリケートゾーンのかゆみやムレが気になる、という方もいるかもしれません。

デリケートゾーンは通気性が低いため、汗をかくとムレやすくかゆみや菌の繁殖につながります。悪化すると感染症などを引き起こす可能性もあるため、常に清潔な状態を保っておきたいものです。

今回は、ヨガインストラクターとして日常的に体を動かしながら美容に勤しむ私が、デリケートゾーン用のケアアイテムをご紹介します。

※アイテム使用実感については、あくまでご紹介するコスメを偏愛する個人の感想で、PRではありません

デリケートゾーンを健康に保つためのポイント

デリケートゾーンのかゆみやムレを防ぐためには、通気性の良い下着をつける、トレーニング後すぐにシャワーを浴びる・下着を取り替える、生理中はナプキンをこまめに付け替える、など清潔な状態を保つため日常的に意識できることが色々あります。
 

ただ、あわせて覚えておきたいのは、清潔にしたいからといって、とにかくごしごし洗えば良いのではないということ。繊細な肌を持つデリケートゾーンの洗いすぎはバリア機能の低下につながりますので、日々お風呂で体を洗う時には適切な方法で行いましょう。

【毎日のお風呂ケアに】LIP クレンジング モイスチャライジングオイル

メイドインスウェーデンのヴィーガンコスメ。オーガニック植物オイルをたっぷり配合したクレンジングオイルです。抗菌・鎮静効果が期待できるフラゴニア配合。

全身の他の部位を洗ったあと、1〜３プッシュを手にとってやさしく塗布、その後洗い流します。
特に乾燥が気になるときは洗い流さずにそのままにしておいても大丈夫。ヌルつきやベタつきはほとんど感じません。

ローズマリーの香りも控えめで癒されます。特に乾燥が気になる方にはおすすめ。

体の他の部位にも、また、妊娠中や生理中にも使えます。

【ジムや遠征、旅行時に】アンティーム トライアルキット

植物療法（フィトテラピー）の専門家、植物療法士 森田敦子さんがプロデュースした日本製ブランド。香りはすべて100%天然の精油。

フェミニンウォッシュ（デリケートゾーン用洗浄料）とホワイトクリーム（デリケートゾーン用美容クリーム）のトライアルキットは、携帯しやすい小さめサイズなので（しかもポーチ付！）トレーニングやヨガ後のスタジオでシャワーを浴びる時、旅行の時などに重宝します。

香りは爽やかなラベンダーとレモン。

・フェミニンウォッシュ

お風呂で適量を手に取り出し、泡立ててやさしく洗います。

保湿作用があるといわれるトウキ根エキス、オタネニンジン根エキス、肌環境を整えるドクダミエキス、皮脂バランスを整えるシャクヤク根エキスなど日本人女性に合わせた和漢エキスが配合されており、肌が持っている常在菌やうるおいを保持したまま、ニオイやムレをケアしてくれます。

・ホワイトクリーム

お風呂を出た後、乾燥、黒ずみ、ニオイが気になるところにやさしく塗り込みます。バストトップや脇、Vラインなどにも使えます。

コメヌカエキス、ヒマワリ種子油、ドクダミエキス、オタネニンジン根エキスなどが配合され、皮膚に栄養と柔軟性を与えてくれます。

【生理中のケアに】ナトラケア オーガニック フェミニンウェットシート

イギリスのオーガニック生理用品メーカー ナトラケア。

創業者のスージー氏は環境保護の活動家でもあることから、製品の原料にも非常にこだわっています。

1989年、女性の健康を脅かさない、環境に被害を及ぼさないオーガニックコットンを使った紙ナプキンを開発したナトラケアは、今日のオーガニック＆サステナブル生理用品市場を生み出したパイオニアとしても知られています。

100%オーガニックコットンを使ったウェットシートは携帯にも便利なコンパクトサイズ。ヴィーガン認証、バイオ製品認証取得。

消炎作用や鎮静作用があるといわれる、カレンドラ（トウキンセンカ花エキス）やカモミール（カミツレ花エキス）が配合されています。また、デリケートゾーンのpH値に合わせた処方なので、安心して使うことができます。

生理中、ナプキンを取り替えるタイミングや、汗をかいても長時間シャワーを浴びることができない長時間の練習時、遠距離の移動中など、短時間でササッとケアしたい時におすすめです。

しっかり厚みがあって破れにくいシート（トイレには流せません）

汗をかくことが多いと、多少のデリケートゾーンのムレやかゆみはあって当たり前と思っている方もいるかもしれません。でもこのような専用アイテムを取り入れるだけで、かゆみやニオイを防ぎ今より圧倒的に快適に過ごせる可能性もあります。

髪の毛にはシャンプー、顔には顔用洗顔料を使うのと同じように、デリケートゾーンにも専用の洗浄アイテムでのケアを検討してみてくださいね。