栄養指導1か月体験リアルレポート!結果に結びつく心構えとは

こんにちは、B&編集部のまりなです。

2020年は盛大にコロナ太りをし、ようやく秋口から体重がゆるゆると戻ってきたのですが、また停滞……。これは誰かの目がなければ頑張れない!と思い、オンラインの栄養指導に頼ることに。

でも、「全然知らない人に教えてもらうのって、不安だな」と感じた私。2020年12月にB&で目標達成セミナーをしてくださったMIKUさんに、助けを求めました。

LINEとZoomを使った栄養指導の様子と、1か月を通じての感想をお伝えします!

 

Zoomで目標設定と目指す食習慣を相談

まずはオンラインでMIKUさんと面談。

相変わらずハッピーオーラが画面越しでも伝わってくる。もう痩せそう。

MIKUさん
まずはこの1か月で、まりなさんはどうなりたいですか?
まりな
う〜ん……一番痩せていた時の体重とまではいかないのですが、それに近いくらい。でも、体重よりは体脂肪を追いたいです。

私が体重を意識しすぎたくない理由。それは、過去の苦いダイエット経験があるから。

3年ほど前に3か月間ダイエットをしたとき、私は体重に縛られ、厳しいカロリー制限をしました。特に糖質を気にしすぎて、ただでさえ脂質制限しているうえに、糖質も控えすぎた結果、散々な結果に。

体重は落ちたものの、気になっていた下腹は出たまま。胸はそげ、その後にちょっと糖質や脂質の多いものを食べると、すぐにむくんで戻らない……。そんなこんなで、すっかりリバウンドしてしまったのです。

 

そして、もう一つ疑問が。

まりな
たんぱく質って、世間が言うほど摂らなきゃいけないものですか?

トレーニングをするなら、体重×1.5~2という基準をよく見かけますが、たんぱく質を摂ろうと意識した結果、なかなか痩せなかったという苦い経験も。

当時、よく会社に持って行っていたお弁当。鶏ハムとゆで卵が基本の食事でした。

MIKUさん
減量は、自分のからだに合う食材に出会うとスムーズです。もしまりなさんが、たんぱく質をお肉メインで摂っているなら、低脂質の魚に変えてみる。糖質をオートミールに変えて、様子を見てみましょう。

たんぱく質も、食材の種類によって脂質が多くなってしまったり、消化が追いつかずにむくみにつながるケースもあります。私も経験があるのでわかります!

共感してくれた〜〜〜!

MIKUさんの寄り添うスタイルのカウンセリングに安心し、さっそくその日から、以下の内容を毎日報告することに。

・その日の食事の内容と写真
・朝に測った体重計の数値

また、報告開始前には自分の全身の写真も撮影して、「気にしている下腹は姿勢の影響も多いのではないか?」とアドバイス。腸腰筋のトレーニングの方法も送ってくれました。

三日坊主の私が続くのか不安でしたが、「1か月頑張れないなら何ごとも頑張れない!」と覚悟を決めました。

 

1月上旬〜中旬

私のそれまでの食事習慣はこちら。

・主食はさつまいもか玄米、たまにオートミール
・たんぱく質源は家では豆腐や納豆、外食時は肉や魚(鮭など)
・お酒は週に2回程度

 

MIKUさんからの序盤のアドバイスは、こんな感じでした。

・タラや鯛などの白身魚を増やしてみる
・夜の食事に注意する
・お酒は飲まないほうがいいが、飲んだら次の日はきのこやカリウムが含まれる食材を意識して食べ、むくみを早めに解消する

というのも、夜の食事を軽くするのがダイエットのセオリーのはずが、意外と夜に食べていることに、MIKUさんが気づいてくれたから。

ある日の外食(夕飯時)。お肉は脂質も高めなのですが、つい頼みたくなります。

年末年始、家族や友人と食事をするために、その日の昼食を軽くしたり、翌朝の朝ごはんを減らしたりすることが続いたせいか、3食のバランスが崩れていたんです。

朝はあまり食欲がないので、一番ヘルシーに。昼はお弁当を持っていけるので、低カロリーにしやすい。その反動で夜はしっかりめに食べる、という循環が生まれていました。

しかも友人と夜に外食すると、ついビールを飲んでしまうのもやめられず、週に2回はお酒を飲んでいました。

 

そこで相談が。

まりな
実は緊急事態宣言で、リモートワークになった彼と夜は家で食事をすることが多くなり、夜の食事量が調節しにくいんです。
MIKUさん
なるほどー!わかります(笑)。野菜たっぷりの鍋物にしたりしつつ、ストレスを溜めないようにしていきましょう。できるだけ消化に負担のかけないものを選んで食べれば、大丈夫です!

プライベートな相談も聞いてくれて、お酒も我慢せず上手く付き合いましょう、と言ってくれました。状況を理解してくれたと感じるだけでも、続けやすくなりますね。

鍋の具も、お肉から海鮮系へとシフト(この日は牡蠣鍋)

この時期の体感は、

・増えたり減ったり(まだ変化は体重だけ)
・食事の向き不向きが見えてくる
・からだの反応に敏感になる

前日の食事と翌日の数値の相関が見えてきて、ちょっと楽しくなってきます。1日ごとの体重の増減は、水分量の変化が大きいので、一喜一憂はしないようにしていました。ですが、1日1日の積み重ねが、1か月の変化になるのも事実。

そして夕食の内容による、翌朝の胃腸の変化にも敏感になってきました。脂質が多いものを食べると、朝もなんだか胃が重い感覚が。数値の上限以上に、こっちがバロメーターになりやすかったです。健康的な食生活は、毎日の快適度も上げてくれるんだと実感しました。

ちなみに、白身魚には苦手意識があったのですが、MIKUさんが教えてくれた切り身のタラで作る簡単アクアパッツアを作ってからは、タラにどはまり。

鍋に入れたり、スープにしたり。いろんな食べ方で楽しめました。

レシピにさらに野菜をたっぷり足して、作っていました。

 

1月中旬〜1月下旬

徐々に数値も減少傾向に。くびれが出てきて、お腹も凹んできました。

この時期の私の食習慣は、

・魚率高め
・食間を6時間前後空け、間食をなくす意識を
・たまに暴走して食べる日も

友人や仕事相手とのランチミーティングも、食事指導中であることを伝えて、ヘルシーメニューが食べられるお店を教えてもらいました。

この時期に多かったMIKUさんからのアドバイスはこちら。

・ビタミンやミネラルのバランスと、吸収率を意識
・たまに食欲が暴走したら、落ち着いて次の日からまた気をつける
・油の質に気を遣う

なんとなく、日々の食事の適量が見えてきたこの時期。意外と少ない量でも満足できるバランスが、掴めてきました。一方、たまにどか食いする日が週に1回あったり・・・。

数値は安定して落ちてきたものの、このあたりから食事内容の質を意識したアドバイスが増えました。

夕飯の定番となった野菜たっぷり鍋

ちなみに私の食欲が暴走したときの傾向は、

・前日のカロリーが少ない
・朝ごはんのボリュームが少ない
・品数が少ない

3つの「少ない」のどれかに当てはまるとき。適量をバランスよく続けることが、安定した食欲につながることを実感しました。

間食したくなったらお世話になっていた、りんごやナッツ

この時期の体感は、

・体重は増減しつつ、減少傾向を維持
・上旬に比べ、体脂肪にも変化が見られるように
・「空腹=食べなきゃ!」という意識が減り、本物の食欲が湧いてくるまで待てるように
・たまに食べ過ぎても、その後に調節すれば、2日ほどで戻るという安心感

たまに暴走しつつ、痩せ期に入ったという無双感を感じながら、1月末を迎えていきました。

 

1か月後の結果は……

体重:-2kg(学生時代の体重になりました!)
体脂肪率:-1.5%(これも理想数値)

 

ゆるやかっ!!(笑)。でもですね、弁解させてください。私、今回はストレスが溜まるような食事制限をまったくしなかったんです。

しかも、糖質制限はほぼゼロ。「減量スピードを上げるには、夜の糖質を控えましょう」とのアドバイスをいただいたのですが、強情な私は「とにかく我慢をなくしたい!」という理由から、お腹が空いているときには夜でもさつまいもを食べたり、お寿司を食べたり。わりと好き勝手にやらせていただいたのに、この数値……!

夜の食事のボリュームも、極端には少なくせず。それでこの数値にたどりついたことは、大大大満足!

初期ですが、食後のデザートも食べていました(次の日に調整)。

終わってから2週間以上が経ちますが、比較的好きにものを食べても、リバウンドはありません。

 

食事指導のメリット

・日々の食事を、いい時も悪い時も客観的にアドバイスをくれるのでメンタルが安定する
・この人が喜んでくれるから頑張りたいと思える
・毎日の体重の変化を見ることで、逆に体重で一喜一憂しなくなる
・日々の食事の見える化ができる

それまでの私は、「ああ、食べちゃった……」と落ち込んだり、「今日はローカロリーに抑えたぞ!」と、毎日一喜一憂する日々でした。でも、MIKUさんが毎日の報告に対して、いい点と改善点をポジティブに伝えてくれるので、「食べちゃったけど、MIKUさんのフィードバックを待とう!」という謎の余裕が生まれました。

食事指導中の食事

たまに生み出す完璧な食事に感動して、それがくせになっていく

また、毎日体重を計ることで、逆に数字の呪縛から解き放たれたような気がします。「たくさん食べても、そんなに増えていない」「一瞬増えたけど、二日後には戻った」とわかり、「体重なんて、そんなもん!」という意識が生まれました。

そして、この後の食生活にも大いに影響するだろうと思ったのは、食事の見える化です。「意外と少ない量でも満足できる」ということがわかり、今までが食べ過ぎていたことがよくわかりました。「足るを知る」ということを、よく学んだ1か月でした。

栄養指導をしてもらう上での心構え

具体的な目標を自分で持つこと
先生が目標を決めるのではなく、自分の理想は自分で決める。
先生はその目標への道筋をアドバイスしてくれる存在です。

食事は帳尻合わせではない
1か月で帳尻を合わせるのではなく、その後も続く食生活を変えていく最初の一歩だと思って、最終日までの日付が近くなっても焦らないこと。

先生の指導に盲目的にならない
アドバイスを守ることももちろん大切ですが、どうしても譲れないポイントがあったり、生活習慣上どうしてもルール通りにできないことがある場合は、相談したうえで落としどころを見つけましょう。先生の指導に疑問がある場合は、やんわりと聞いてみることも大切です。

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