“発掘”待ちになるな。NIKE『ファントムキャンプ』でアスリートが学ぶべきこと
高校女子サッカー選手が、女子トッププレーヤーから実戦形式で技術を学ぶ『ファントムキャンプ』が豊洲で開催されました。主催は、第28回全日本高等学校女子サッカー選手権大会をスポンサードする株式会社ナイキジャパン。同大会決勝戦後に発表された招待選手7名と、NIKEからの推薦1名の計8名の高校生と、NIKEアスリートの永里優季選手(シカゴ・レッドスターズ)、三浦成美選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、宮川麻都選手(同)が同じグラウンドで汗を流しました。
女子アスリートの活躍の場を
このキャンプは、女性アスリートがもっと活躍する社会を築くために、株式会社ナイキジャパン(以下、ナイキ)が行なっている様々な活動の一貫として開催されました。このキャンプを通じて選ばれた2名は、浦和レッズレディースの練習に参加できるという、大きなチャンスが与えられます。
招待選手は、キャンプの二日前に発表されたばかりの、スパイク『ファントム ビジョン2』を履いて練習に臨みました。このシューズの特徴の一つは、ボールコントロールを高める素材構成。サッカーの動きに合わせ、内側のトラップゾーン、ストライクゾーン、ナックルゾーン、ドリブルゾーンの4つにシューズ表面を分類し、それぞれの部分の素材構成を調整しています。
永里優季選手インタビュー「高校サッカーが全てではない」
ー「ファントムキャンプ」についてどう感じましたか?
ー今日はどのような点で選手を見ていましたか?
ーこれから永里選手のように世界で活躍したいと考える選手たちに、高校3年間の過ごし方のアドバイスはありますか?
ー女子アスリートが、今以上に応援されるようになるには何が必要ですか?
よく女子アスリートは、“働きながら頑張っている”というのが美談にされますが、それがいいとは全く思っていません。自分の挑戦に対する応援者を増やすためにも、まずは“自立”を女子アスリート自身が意識する。その上で自分を「知ってもらう」ために、発信を増やしていかなければいけないと思います。
宮川麻都選手インタビュー「もっと視野を広げたい」
ー「ファントムキャンプ」についてどう感じましたか?
ー自身の高校生時代を振り返っていかがですか?
ー今は大学生活とサッカーを両立していますね。
ー最近周りで流行っていることは?
ー卒業後のイメージはありますか?
今回のキャンプの名前にもつけられた「ファントム」とは、試合を掌握し、決定的な仕事をする存在のこと。「ファントムキャンプ」は、全国の「ファントム」を発掘する取り組みとして、2018年に男子高校生向けに行われました。招待選手にはトッププレーヤーとのトレーニング参加権やヨーロッパ遠征など、さらなる成長のチャンスが待っています。与えられた役割や、今いる環境にとらわれずに自分をアピールすることで、頭一つ抜き出た存在へ。次の「ファントム」はあなたかもしれません。